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明日は君に恋をしよう
君との出会いは巧妙に、そして綿密に仕組まれていた / 泣いてもいいよ、僕が笑ってあげるから / 缶コーヒー1本で騙されなさい / 愛する君に宣戦布告さ / そんな恋なら捨てちゃえよ / ディスプレイの薄光りに期待したい真夜中 / この瞳に溺れておくれ / 昔話をするよりも、いま僕と愛を語ろう / 僕らはじめから出逢っていたんだよ

乙女座男子の深刻な憂鬱
例えるならばラブゲーム / 泣き虫弱虫いくじなし。3つ並べて僕の肩書き / 空回りの週末 / ノートに書き連ねた拙い言葉 / 格好つかないロックンロール / 僕だって、狼なんです / とっておきの切り札は君の前ではただのがらくた / へたくそなラブソングを / さよなら、ぼくの心臓

甘いだけの糖分はポットの底に置いてきたの
高鳴るはずだった心臓は、いつになくおとなしい / 無機質な恋を教えて / 眠れぬ夜が欲しかった / 彼の囁く愛には魔物が棲みついている / 踏んで、叩いて、罵って / 無邪気を装いあなたは笑うの / 両手いっぱいの悪夢をあげるよ / この熱を奪って逃げて / とっておきの嘘と呪縛

パーティーは夜明けまで続く
酔いどれモンスター / お菓子を降らして踊りましょう / 心以外はお好きに弄って頂戴 / お嬢さん、自信があるならお逃げなさい / 叶わないから食べてしまった / 血まみれスイーツ / 甘いものをあげるから、どうか苛めて / 夜の間は君を放さない / それからふたりは、いたずらをしましたとさ

美しくて残酷な物語
季節が君を連れ去った / ピエロの泣き言 / 不実な囁きが消えない / 愛しているよ僕の次に / 飾られた言葉たちへ / 湿った唇がゆっくりとさよならを告げた日 / 枯れて散るだけの花でも咲ければ幸せ / 流れた涙は赤かった / 苦しくない最期

飲み込んだ本音が胃を荒らす
隠した刃が笑う / 声なき罵倒 / いつだって否定しか知らない / 欠け落ちた声 / 真実を語れない人 / できすぎた言い訳 / ただ嘘を重ねただけ / 全然好きじゃなかったんだよ君のことなんて、全然 / こびりつくは静かな呼吸

日常に君を書き足す
とくとくと加速する小さな鼓動 / 並べた肩と平熱の温度差 / 僕が青春したいと言えば、君はバカだねと笑う。(ああこれが、) / まばたきの一瞬すらも惜しかった / 何よりも今はただ名前を呼んでほしい、なんて / 似た物同士のふたりにお似合い / 左胸のポケットには、隠しておいた僕だけの秘密 / 上手に好きと言えたかな / それからしばらく先のおはなし


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