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あ:
愛されることには飽き飽きしたの
愛した記憶はスローモーション
愛した記憶を消してでも
愛しているよ僕の次に
愛してると言いたい、それ以上に言われたい
愛する君に宣戦布告さ
愛するよりも愛されたい
愛をなくして声を得る
アイラブユーが足りなくて
青空、真夏日、太陽の悪戯
飽きるほどに名前を呼んで
悪夢と知りながら
憧れとは叶わないこと
朝日は君の傍で昇る
朝焼けのミルクティー
明日が来るまで、君が来るまで
明日は君に恋をしよう
あと3cmが届かない
あなたの半分は嘘で出来ているから
アニバーサリー・レイン
あのそのえっとつまりは結局、(君が好きだ)
あの月まで連れてって
あの子はまるで獣のように
あの日の海は、いつまでも
ありきたりの毎日が、きっと真実
甘い囁きは死の香り
甘いだけじゃ物足りない
甘いだけの糖分はポットの底に置いてきたの
甘い爪痕を残して
甘い吐息つまりは罠
甘いものをあげるから、どうか苛めて
甘噛みとは言えない咬み跡
甘酸っぱいからひとかじり
甘酸っぱいのと引き換えに
甘酸っぱくて、ほろ苦い
甘ったるいサヨナラ
雨上がりのランデブー
雨を知らないスカイブルー
ありきたりを拾い集めて
アリスが追ったのはウサギでもネコでもない
アリスみたいな目の色の
アンダンテを保つ10の法則
安定の延長線上には不穏
アンドロメダの鉄則

い:
言えない想いも届かない言葉も
生かすも殺すも貴方次第
生きる力つまりは、
行かないで、ここにいて、できれば抱きしめて、ついでに愛して
異常なくらい寒がるきみを (抱きしめてもいいですか?)
痛いくらいが丁度いい
いちご味のキャンディとあの子のくちびる
いつのまにか通り過ぎた初恋
1番星が唱えた奇跡
いつか、なんていつまでも来ないのに
いつしか解けゆく平行線
いっそ溺れさせてくれないか
いつだって否定しか知らない
イノセンスヒーロー
今なら、君が望む全てをかなえられる、そんな気がする
今ならもれなく私がついてきます
イミテーションワルツ
色のない現実にキス
インスピレーションで救って

う:
飢えた奇跡の果て
ウサギは今日も一人ぼっち
うそつきでなきむしな夜
嘘と言い訳のループに消えた
嘘みたいな本音だけど(君だけは、どうか信じて)
うそをついても止まぬ鼓動
嘘をつくのが苦手な僕は
歌えど泣けど君は来ず
美しくて残酷な物語
麗しき姫君に忠誠のキスを
運命共同体みたいな関係
運命線と星の数

え:
永遠からの逃避行、君を連れて
永遠、なんて残酷な響き
笑顔で送り出せることの強さ
笑顔の抜け道
駅前の初恋屋さん
エメラルドスカイ

お:
オーダーメイドの恋
狼さんは偏食家
おかえりがない日曜日
お菓子を降らして踊りましょう
置き去られた錠剤は痛みを忘れた頃に思い出す
押して引いて、したたかに
押しても引いても見えない変化
お嬢さん、自信があるならお逃げなさい
おそろいのキーケース
おそろいの景色
落ち損ねた稲妻
落ちた水滴を汗だと笑う
落ちていく私をどうか受け止めて
お天気雨と君の嘘
おとぎ話に続きはない
踊り疲れるまでのざわめき
乙女座男子の深刻な憂鬱
オペラ座にて心中
覚束ない言葉だけど
オムニバスの主役はいつだって君
おやすみだけは言わないで
おやすみなさいは最後まで
オレンジキス
終わらないエチュード
終わりの瞬間は音を立てて
女の子に生まれたからには
女の子は甘いのがお好き

か:
カーニバルはもう終わり
顔に似合わず弱気な君が、
香りを纏えば、ほら、それだけで
鏡よ鏡、彼女は世界で一番美しい
かき集めたハートは今にも壊れそう
かき集めた幻は溢れてしまった
書き殴ってもラブレター
限りなく透明に近い碧
隠した刃が笑う
欠け落ちた声
陽炎は教えてくれない
重なる熱情
飾られた言葉たちへ
かじかんだつまさきにキス
過剰反応のちに心拍停止
カスタネットとビスケット
風の向こうにあなたを見つけた
肩越しに目配せ
肩越しの未来に何を見る
格好つかないロックンロール
格好つける暇があったら助けに来てよ
カップの底に沈んだ幻
仮定法が好きな彼
カナリヤが泣いていた
叶わないから食べてしまった
彼女の笑顔は核兵器にも勝る(少なくとも僕にとっては)
彼女はサヨナラと微笑んで、僕は微笑むように泣いた
カフェオレを飲み干す前に
カボチャの馬車の鍵はどこ?
神様の誤算
咬みついたら君は笑った
噛み付いてみるとき
雷が落ちるなら君の胸であってほしい
ガラスの流星群
空回りの週末
絡みつく熱帯夜に刻んで
絡めた指先、ストロベリー
枯れて散るだけの花でも咲ければ幸せ
彼の囁く愛には魔物が棲みついている
乾いた唇に触れてもいいかい
缶コーヒー1本で騙されなさい
感情の輪郭は常にぼんやりしているね
噛んだ爪に落としたキス

き:
消えてしまえと望むほどに
消え行く想いは次の次まで
黄色のマカロンは好きのサイン
キスは心でするもの、愛はキスで伝うもの
キスの相手は私だけ
キスの賞味期限
キスをするより抱き締めて
季節が君を連れ去った
気まぐれに愛して
君が終わりを望むなら
君が望んだ「始まり」は僕にとっての「終わり」だった
君だけを抱きしめるための腕
君との出会いは巧妙に、そして綿密に仕組まれていた
君と僕と、それから君と
君のいない毎日は増えるばかり
君の嘘はユーモアに欠けるね
君のかわいい子犬が暴れているよ
君の世界で僕は一人ぼっち
君の涙はほのかに甘い
君の熱が痛いほどに
君の夢で眠らせて
君は幻覚を連れて
君は幻ばかりを残して
君を愛する権利をください
君を思い出す瞬間はいつも
君を思い路頭に迷う旅人
君を忘れる薬をください
キャラメルの海に飛び込め
キャラメルは手のひらでとける
キャンディと一緒に転がして
切り取り貼り付け、置いてかないで
境界線ブラックアウト

く:
偶然と必然は共存している
くすぐったい呼吸
薬指だけが眩しくて(見えなく、なった)
薬指に秘め事
薬指を絡ませて
崩れる少年を見放した空
くたびれた羽が泣く
Good bye, my blue sky
靴紐を結ぶみたいに強く
クラシカルブルー
繰り返した矛盾の先に
狂い咲くのは僕か夜か
苦しくない最期
黒猫のあくびに誘われて

け:
今朝の雨は君に似ていて
獣道にて拾った手紙
鍵盤を弾いた指先に堕ちる

こ:
恋、なにそれって美味しいの?
恋の名前を知っていますか
恋はTPOを選ばずに
恋は時に愚かだけれど
恋は密やかで不安定
恋は憂鬱の片隅で
傲慢な天使の愛の歌
声なき罵倒
凍る夜なら溶かしてよ
焦がれて焦がした焼け跡
心以外はお好きに弄って頂戴
心が乾けば唇も乾く
午前二時の着信音
五線譜上に躍らせた嘘
午前0時の鐘が鳴るまでに
答えないで言わないで
言葉だけでは足りない感情
言葉なんて要らなくなるよ
この一瞬は永久保存版
この想いが錆びることのないように
この心臓が悲鳴を上げても
この地球と君に最上級の愛を
この熱を奪って逃げて
この瞳に溺れておくれ
5秒差で巻き戻るジレンマ
こびりつくは静かな呼吸
こぼした雫とうたかたの夢
零れたミルクで愛を描く
鼓膜が破れてもいいと思った
ごめんねと君が呟く。ああ、なんて自分勝手な
コラージュ・ギミック
これっぽっちの愛で十分
壊れる前に拾い上げて
こんなにも近くにいるのに

さ:
最後の嘘は蜜よりも甘く
最後の最後は優しい嘘で傷つけて
サイレントノイズ
叫び続けることすら出来なくて
さざめき揺らめき啜り泣き
雑踏の響きは風と絡まり
サバイバルならお手のもの
寂しがりやの王子様
寒がりのふりして伸ばした手
さめざめと降り注ぐは夜の雫
冷めた紅茶が苦くて泣いた
さようなら、季節が終わるその日まで
さよならの吐息
さよならは魔法のように
さよならは夜空に溶けた
さよならはんぶんこ
さよならアクアマリン
さよなら僕の一番星
さよなら、ぼくの心臓
サンタさんの正体は嘘つき王子
残念ながら、恋愛中

し:
シーサイドトレイン
しあわせの足音はもうすぐそこまで
しあわせの蝶々結び
自己弁護は時間をかけて
疾走する思考回路
字幕が途切れて続きは来週
湿った唇がゆっくりとさよならを告げた日
終電ヒーロー
12時の鐘が鳴るまで踊ろうか
シュガーラテにミルクをひとさじ
主役になれるなら悪者だっていい
純愛は時に牙を向いて
純白ドレスの裾をつまめば
消化不良にご注意
錠剤でごまかした胸の痛み
上手に好きと言えたかな
饒舌な天使の失態
冗談と本気は紙一重
食欲旺盛な黒猫
シリウスの道標
白い吐息は冬の魔物
白い肌に滑らせた指先
白黒の世界は、それはそれは鮮やかだった
真実を語れない人
寝台列車は星屑に紛れて消えた
新緑の候、まだ見ぬ君に捧げます

す:
好き、以外の言葉を知らない
すきだよ嘘だろすきだよ知ってる
好きなだけ泣けばいい。泣いて泣いて泣いた分だけ、アイツを忘れて
スターダストは弾けた
砂時計は流れてしまった
スノウ アンド スノウ
スパンコールの海
すべての退屈に愛を
すべりこんだ朝もやけ

せ:
静寂は霧の中
静寂をスプーンで掬え
世界の片隅で待ちぼうけ
摂氏零度の心臓
刹那の独り言
切望と絶望の果てに
背中を見せて、羽をあげるから
背伸びしたら手を繋いでくれますか
せめて雨でも降ってくれたら
戦場のプリンセス
センセーショナルに愛を語れ
全然好きじゃなかったんだよ君のことなんて、全然
旋律に乗せたシグナル
旋律は、緩く優しく
全力疾走、入道雲さえ追い越して

そ:
そうやって、ずっと抱きしめていて
そして奏でる合言葉
そして物語は静かに終わり
そして憂鬱が始まる
そのまま溺れてしまえばいい
その一言が私を夢へと誘うのよ
その唇で、この心にくちづけて
その宝石はもう輝かない
その頼りない背中が愛しい
そばにいてくれるだけでよかった
そばにおいでと言えない弱さ
空色キャンバスと虹色パレット
空の色を知らない子
空はあなたに続いてる
空を掴んで風を纏って
空を飛ぶのに翼は要らない
それからしばらく先のおはなし
それからふたりは、いたずらをしましたとさ
それはきっと神様がくれた
それはまるで、夕立のように
それはエゴかサディズムか
それは季節の忘れ物
それは見事に崩れていくのに、美しいほど静かだった
それは余裕か或いは虚勢
そろそろ傷つけに来て
そんな簡単に愛の言葉を囁かないで
そんな恋なら捨てちゃえよ

た:
ダーリン、愛してあげようか
ダーリン、消えてちょうだい
退屈だ、と揺らぐ糸
大丈夫。だって時間は限りないから
タイムマシンは要らない
高鳴るはずだった心臓は、いつになくおとなしい
抱きしめたって許してあげない
抱きしめた分だけ愛を育てて
確か君、あの箒星に乗っていたろう
ただ嘘を重ねただけ
たったひとりのための着信音
例えば一瞬とか永遠とか
例えるならばラブゲーム
食べ散らかして、もうおしまい
誰のものでもないあなた
たまに甘えてみるくらい
単純な奇跡でいい

ち:
小さな手のひらに愛の花びら
小さな願い事を叶えて
チェリーの誘惑
近付いたら弾けて消えた
千切れた空の向こう側
ちくりと刺さって涙と血が滲んだ
縮まる距離に理由はいらない
血まみれスイーツ
宙を舞ったビーチサンダル、明日は快晴
ちょうどいいくらいの体温
チョコレートのくちづけ
チョコレートマジック
散らばるダイヤモンドダスト

つ:
掴み損ねた腕は夢の中でもすり抜けた
月明かりミッドナイト
月のウサギが書いた恋文
月は静かに目を閉じた
月夜烏は少女に恋をする
常に平凡であるという才能
爪痕の熱
強がりのサヨナラに気付いて欲しい

て:
低気圧のかみさま
低血圧の僕が早起きする理由
ディスプレイの薄光りに期待したい真夜中
溺死寸前、できればこのまま
できすぎた言い訳
出来るなら、この喉をかき切って
手を繋いでも怒られないワケ
手を伸ばせばここにいるよ
天使が白い理由

と:
ドーナツ屋で拾った奇跡
どうかその手で息の根を
凍死までのカウントダウン
どうせ壊すなら跡形もなく
遠すぎた君と僕
通り過ぎた奇跡を追いかけて
途切れ途切れの稲妻
とくとくと加速する小さな鼓動
毒りんごを半分こ
毒林檎がもたらす幸せ
時計は進めたはずなのに
時計回りに逃げてきて
とけそこねたアイスクリーム
とける私を飲み干して
突然の日射病、季節のせいなんかじゃない
とっておきの嘘と呪縛
とっておきの切り札は君の前ではただのがらくた
隣で触れたらたちまち火傷
隣にいることが何よりの幸せ
飛び立つ前に最後の約束を
とりあえず、の関係

な:
泣いてもいいけど最後は笑って
泣いてもいいよ、僕が笑ってあげるから
長い長い通り雨
長い夜に飲み込まれてく
長い夜に閉じ込めて
長たらしい言い訳がティーカップの中でぐるぐると渦巻く
泣かないダイヤモンド
流れた涙は赤かった
流れた涙はやがて鉛に
流れない星を数えきる前に
流れ星を枕にしたら
泣き虫ウサギは舌を出して
泣き虫弱虫いくじなし。3つ並べて僕の肩書き
泣けない空を待つ朝
七色の声が私を呼ぶから
何よりも今はただ名前を呼んでほしい、なんて
涙の後は奇跡の音
涙は君で溢れてる
涙は惰性の欠片なので
なめらかにうごめく
並べた肩と平熱の温度差
なんて甘ったるい世界

に:
逃げた彗星はどこへ行く
逃げてもいいけど追わないよ
逃げ道は君が塞いだ
逃げ道はないから洗い浚い
虹の橋から滑り落ちたい
滲むエンドロール
24時間7日間12ヶ月の君が欲しい
24時のベルを聞かせてあげる
似た物同士のふたりにお似合い
日常に君を書き足す
日曜日が25時間あればいい

ぬ:
温もりだけが、やけにリアルで
ぬくもりに負けそうな夜は
ぬるま湯程度の温度でいい

ね:
ねえシリウス、あの人はどこ?
願い事はとっくに忘れた
願い事まで、あと3秒
願わくば、強引なリズムで
猫背の天使
熱を帯びた瞼に口付けて
眠らない25時
眠れないなら踊ればいい
眠れない毎日、やり切れない週末
眠れぬ夜が欲しかった

の:
ノートに書き連ねた拙い言葉
喉の奥で震えた恋唄
喉の奥で解けた嘘
喉をも焼いた甘さの秘訣
飲み込むたびに侵されていく
飲み込んだ本音が胃を荒らす
乗り過ごしたタイムマシン
ノンフィクションファンタジー

は:
パーティーは夜明けまで続く
ハートの絵文字をひとつだけ
灰色の前兆は凛として
バイオレンスワルツ
始まりは何気なく、終わりはぎこちなく
はじめまして、愛しい人
吐き出したのは叶わぬ恋心
はちみつ的思考
話を聞くだけなら猫でもできるよ
花は咲かずに散るでしょう
Honey in the Hot Milk
バニラの囁き、酔いしれて
バブル・ホイップクリーム
ばらばらになる心と体
春が来るまで眠らせて
春風が運んだ奇跡
晴れない空には消えない口付けを
ハロー、マイ・メランコリック
ハロー、ロンドンスター
半ダース分の、愛の言葉

ひ:
ピエロの泣き言
引き寄せられた本能
ひしめく雲は何を思うの
ビターチョコをかじってみても
左胸のポケットには、隠しておいた僕だけの秘密
美徳と矛盾を引っさげて
一粒の飴より君が欲しい
瞳の底は夢か地獄か
ひとりで笑ってバカみたい。君の所為だよ
秘密の恋は月と一緒に沈んだの
100あるうちのひとつだけ
百獣の王じゃなくてもいいから
秒針は相変わらず残酷で
ピンクのリボンは解いてしまえ

ふ:
不規則で強引なくちづけ
不思議と呪文は聞こえなかった
不実な囁きが消えない
舞台裏で幕が上がる
ふたつあるうちのひとつ
ふたりきりでひとりぼっち
ふたりの記憶が遠ざかる
普遍と無常をぶら下げて
ふやけた足音から熱
プラスアルファの呪文
ふらりふられのかえりみち
フランボワーズに魅せられて
振り向かずに、サヨナラ
降るは霧雨
ふれた瞬間とけて消える
降れば積もって溶けずに固まり
プロポーズは歌で聴かせて
踏んで、叩いて、罵って

へ:
ページをめくる指すらも
ベートーベンの視線の先で
平凡から特別への変貌
へたくそなラブソングを

ほ:
ホイップクリームラビリンス
報酬は、ハグとキス
僕が青春したいと言えば、君はバカだねと笑う。(ああこれが、)
僕がユダなら君は誰
僕だけが知る、君の好きなところ
僕だって、狼なんです
僕の世界を消さないで
僕の本音を見つけないで
僕のものにはならない君
僕は弱いけれど愛してほしい
僕らはじめから出逢っていたんだよ
僕を呼ぶその声が永遠であるようにと
欲しかったのは、たったひとりの君なのに
星がひとつ沈んで月が泣いて
星が降って泣いた日
星屑のパンプスで駆け足
星屑ビスケット
星に捧げた願いはどこへ
星になった誰かに捧ぐ
星の数だけ愛を降らして
星は輝かないから、おやすみなさい
星降る夜は奇跡の囁き
ホットミルクが冷めるまで
ポップコーンは涙の味がした
骨まで愛して、骨ごと愛して
ほのかに照らす下弦の月よ
頬が乾くまでの間に
ホワイト ホワイト ラブソング

ま:
マーマレードで塗りつぶす
待ちぼうけジレンマ
真っ赤な瞳は魔物
瞬くスピカに祈りを
待ちきれないから愛してよ
待ちきれないのはPM3:00
待ちくたびれて、もう待てなくて
まどろみも過ぎた午後
惑わす仕草に溺れる
まばたきの一瞬すらも惜しかった
まよなかのつまさき
真夜中のモーニングコール
まるで1人じゃないみたい
まるで終わりのない物語
まるで全てを覆うかのような星屑
満月の夜というジンクス

み:
見上げた桜は無情にも散ったの
見えない糸に本音を乗せて
三日月にとろけるような甘いキスを
三日月に乗って会いに行く
三日月を欲しがる細い腕
右の肩でティンカーベル
水色に滲む窓、悲しくなんてない
密会は、音楽室で
水底で溺れた稚魚
水面に映った2つのハート
醜いほどに美しくて
耳元で囁くアイノウタ

む:
昔話をするよりも、いま僕と愛を語ろう
無機質な恋を教えて
無口なマロングラッセ
虫の息にも及ばず消えた
無邪気を装いあなたは笑うの
無重力地帯を泳ぐように
矛盾だらけのマイハニー
むせかえるキスの味
胸がおしつぶされたっていい
夢想の果てに尽きぬ
胸騒ぎの真相

め:
メープルシロップの海で溺れる
眼鏡越しの曇り空
めくれなかったカレンダー
目を閉じたら何をくれますか

も:
もう一度だけI love you
盲目である間だけ
もしもし、ガラスの靴を落としましたよ
もつれた糸が切れるまで
もどかしさに触れて
戻せないインスピレーション
モノクロの空に君が映る
モノローグは得意なので

や:
破れた破れた、心の真ん中
ヤマアラシが嘆いた孤独

ゆ:
夕日が落ちるまで
憂鬱の切れ端
夕闇レジェンド
夕立も夕暮れも全てひとつになってしまえばいいのにね
歪んでいく溶けていく
歪み果てた両手から零れ落ちる
指先で弄ばれた赤い糸
夢が空へと還るまで
夢にばかり現れる貴方はずるい人
夢の続きで待っていて
夢の続きはパイの中
夢の始まり今日の終わり
ゆられて朝もや
ゆるやかに、急降下
ゆれる、ふれる、心ふるえる

よ:
夜明けの歌を届けます
夜明けの涙をその手で拭って
酔いどれモンスター
宵のワルツに祝福を
要するに、君が好き
夜空の星を蹴り飛ばせ
よっつめの季節が終わる頃
夜が来るまで眠ろうか
夜から朝にかけて、君に出会うでしょう
夜の隙間に逃げ込んで
夜の波に溺れる
夜の間は君を放さない
弱くないよ、特別強くもないけれど

ら:
ライラックを忘れない
落書きの続きを見せて
ラストダンスを捧げます
ラスト・ワルツで狂いましょう
螺旋状のアダムとイブ
ラブソングには程遠くても
ラララ、ララバイ

り:
リクエストは優しい嘘
リセットボタンに手をかけた
理由の要らない感情だから
両手いっぱいの悪夢をあげるよ

る:

れ:
冷酷極まりない、愛しの君
レモン味だなんて嘘ばかり
恋愛ごっこ、ふたりきり

ろ:
ロードムービーは瞬く
ロード中から脱け出せない
ロールケーキに巻かれたい
ロシアンブルーのあくび
路地裏の木漏れ日


別れを告げる為だけに、その手を掴んだ
忘れることすら許されなくて
忘れるよりも簡単なこと
綿菓子は甘く淡くとけていった
私と泪と甘い歌
わたしのくちびるはひとつ
私は低温主義者なの
笑って攫って、月明かりの下
笑ってよ、でないと僕は死んでしまう
ワンナイト・パレード


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